本の広告載せてみたのだが……

僕の書く小説は、はっきり言って理屈っぽくて読みにくい。著者はわかっているつもりでも、読者に学術的な理論が伝わらないことがままあると思われる。

本棚として、本の広告を充実させようと思う。その本が小説のネタの一部、あるいは本の一部が小説のネタに使われている。

僕の小説を少しでも面白いと思っていただけたのなら、世界観を理解するためにも広告に載せた本を読んでみてほしい。

人間存在、実存、構造、存在、意識、クオリア、情動、共感、精神分析……といったようなテーマが趣味です。

世界観を分かち合うことができる方がいらっしゃったら、それはとても嬉しいことです。

学術書なので少々値が張りますが、今後も一つ一つずらりと並べていく予定なので、よかったら購入してみてください。

もっとも、小説はまだ執筆中です。もう何年も書き続け、書いてはボツにしての繰り返しでした。偉そうなことを言いますが、僕には僕の追求したい何かがあります。その何かが今ようやくわかってきたかもしれません。だから今度の小説は、思想が固まりつつある結果の作品になります。

表現力はまだまだだと思いますが、表されている思想は練りに練られたものであり、結局のところ、クオリア問題が、僕の中の問いなのではないかなと思う今日この頃です(ようやくそこまでたどり着けた。ずっと実存の問いばかり追い続け、心理学を勉強したり、現存在分析を勉強したり、精神分析を勉強したりと回り道をしてきました。その回り道もネタにできたらなと思います)。

学術的に価値のある小説、というほどには完成された小説にはならないと思うので、「一元論とか言ってるけど、これは心身二元論じゃないか」とか、ツッコミどころが満載かもしれませんが、人間存在について考えるきっかけになるエンターテインメントとして楽しんでいただき、紹介させていただいた本を読んでいただいて読者様ご自身で人間についてお考えいただければと思います。

人間について、答えはないと思っています。それでも、科学は人間について研究することをやめない、人間とはなにかという問いについて、普遍的なものを追求し続けていくと思います。

学部生の頃はとにかく時間があったので、本ばかり読んでいました。もうすぐアルバイトをすることにもなるかもしれなくて、創作のペースは落ちると思います。春休みが終わるまでに書ききりたいのですが、なかなか気分が乗らないときに書いても駄文になるだけなので、焦りながらも気の向くままに書いています。

お金をいただけるところではお金をいただきたいので、3万字程度の作品でも100円ちょっとくらいいただきたいなとも思っています。できれば無料にして、たくさんの人に読んでいただきたいというのもあるのですが……。至らない点もたくさんあること、そもそも完成していないことから価格設定は追々考えていきます。

ニッチな作品になると思うので、変わった趣味の人しか集まらないかもしれません(笑)

自分でハードルを上げ続け、モチベーションアップにつなげようと思っています。

思想の固まっていない状態で書いたpixivの小説とかは黒歴史です(笑)多少のアクセスや数えるほどのブックマークしかなかったので、過度な期待はしてほしくないけれども、期待はしていてほしいです。

今回の作品もまた、「これは違う!」と思ってボツにしたくなるかもしれませんが、読者の方の”考えるきっかけづくり”を目標にすれば、記録として残してもいいのではないかなと思うようにもなってきました。完成された思想ではないことはご承知おきください。

小説は読みにくいラノベ風です(それはラノベと呼べるのかわかりませんが)。SFやファンタジーであることが多いです。

では、小説完成まで今しばらくお待ちください。